アヒルのブログ

日々の出来事を綴ります。電気系エンジニア、ソフトもたまに。20代後半都内OLです。一児の母になりました。

新卒1年目で転職してしまった話 6 最終

前回からの引き続きで最後です。

転職活動

私はもう会社に戻るつもりは無かったので、

リクナビネクストやハローワークなどを使って、第二新卒も可能な求人を探し、応募し続けました。

 

そして、その時になって初めて

自分は何がやりたくて、やりたくないのか

時間もあったので、深く考えることになりました。

 

その時に、私は、

大学時代の就職活動は、しっかり出来ていなかった

ことを思い知りました。

結局当時は、なんとなく、大学の研究をそのまま続けることしか

考えておらず、

 

例えば、

・勤務地はどこがいいのか

・お給料はどのくらいが良いのか

・やりたいこと、やりたくないこと

・これから学びたいこと

・職場の雰囲気(体育会系なのか、そうでないのか)

・残業はどのくらいできるのか

・休日はどのくらい欲しいのか

 

など、細かい部分を全て度外視してしまっていたことが

原因ということがわかりました。

 

就職

いくつか面接を受け、

(迷走していた時は、公務員を受けたり、翻訳業、出版業を受けたりしていました・・・。それはそれで、勉強になりましたが。)

ありのままの気持ちを話して、受けていれてくれる会社を見つけました。

自社製品の設計を行っているニッチな業種の企業でした。

 

社長は、元エンジニアで、これまでの話を全部受け入れてくれ、

私にエンジニアとして電気の基礎と、実務を経験させてくださりました。

そのことによって、私は、

電気系エンジニアとして、キャリアを積むことができました。

 

本当に今も感謝してもし尽くせない程、感謝しています。

今でも親交があり、ご飯を食べに行くなど、仲良くしていただいています。

 

終わりに

私は今、自分の好きな家電分野の電気回路設計を行っています。

実際に家電量販店に自社製品が並んでいるのを見た時は、

責任感で背筋を正す気持ちになります。

 

「仕事が楽しい」ということは、前職の会社が全て教えてくれました。

仕事って苦役だと新卒の時は思っていたのですが、

そんなことは全然ないです。

 

楽しいと思える会社は絶対あります。

そのためには、自分に合った会社を見つけることだと思います。

 

そして、新卒1年目で転職しても、

採用されないということは、全くありません。

新卒1年目での転職で、履歴書だけで、落とされることは、

ほとんどありませんでした。

 

今悩んでいる方、このブログを読んでいる方は、

とても辛い状況にあるかと思います。

私も転職する時には、転職ブログを読み漁りました。

 

けれど、今置かれた状況は思ったよりも悪くなく、

根気よく探し続ければ、道は開けると思います。

 

全てのエンジニアが、楽しい仕事につけますように。

 

(終わり)