電気系エンジニアと妊娠と
電気系エンジニアと妊娠と
ソフトウェアエンジニアは、最近女性も増えてきているな〜と
Twitterを見ると感じるのですが、メカ系とか電気系エンジニアの女性って少数派では無いでしょうか。
新卒の時には私の周りには電気系やメカ系のエンジニアの女性がいましたが、
その後、20代後半になると皆さん結婚されて仕事をやめたり、技術営業になったり、事務になったり、現場の方が周りに居なくなったような気がします。
女性で電気系エンジニアとして子供を産んで働いている方が少数派かと思うので、その中で妊娠した際に大変だったことをまとめたいと思います。
(私の今の仕事は回路設計メインというよりも製品開発がメインで、回路設計エンジニアとは仕事内容が違うので、ガッツリ回路設計やられている方は参考にならないかもしれませんが・・・)
大変だったこと
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1.海外出張
妊娠超初期に製品の打ち合わせで中国へ出張が入りました。
私は本来どこでも出張が大好きで、中国出張行った際には深センの電気街巡り中華料理を食べまくりどこでも楽しめるタイプなのですが、この時ばかりは不安に感じました。
この頃は、出張1週間前に妊娠が発覚したのと出張内容は自分の担当製品だったので、
辞退はしたく無いな、と考え不安ではあるが行こうと決めました。
単独での出張だったのですが、これが逆に良かったです。自分が疲れたら休めるし、休日もほとんど寝てご飯だけ食べに行くという形でなんとか乗り切りました。
つわりなのか、吐き気がすごかったので、中華料理が美味しく感じられず、辛かったです涙
(出張中の仕事は、逆に仕事になると集中できるのか、仕事中は全く辛くなかったです。食事と移動と休日がきつかったー)
2.半田とフラックスとフラックス洗浄液と3Dプリンタの塩化ナトリウムがなんか怖い(笑)
半田ごてを使う時が 、仕事をしていて「大丈夫かな〜」と不安になりました。
今の会社は、ダクトがないので、半田を使うとどうしても煙を吸ってしまいます。
それが体と子供に影響出たら嫌だな〜と薄っすら感じながら仕事していました。
私は適当なファンを使い、煙を飛ばしていましたが、こういうのを買っても良かったですね。
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3.家事が普通にきつい。帰ったら何もできない。
これはエンジニアに関わらず共通すると思うのですが、普通に家事がキツイです。帰ったらご飯作って食べて、お風呂に入ったら即寝落ちです。
普段仕事が終わったあと、平日でも少しは技術の勉強をしたり、読書したり、趣味をしたりできていたのですが、妊娠してからパタリとできなくなりました。
これが私にはものすごい苦痛で、怠惰になったのかと自分を責めてしまい辛かったです。
妊娠してから6ヶ月頃に入るまでは結局何も出来ず、帰ったら寝るかネットサーフィンくらいしか出来ず、歳のせいなんじゃないかとか考えたり、色々不安に襲われている日々でした。。
6ヶ月過ぎたら色々やる気が戻ってきたので、安心しました。
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以上、他にも細かいことは色々あったのですが、ザックリ辛かったこと3つ挙げてみました。
追記: 会社自体は制度が整っていたので、理解があり上司に報告した後は、スムーズに仕事を続けられて、周りの方への感謝を強く感じました。
上司に報告した時に、上司の奥さんが子供ができた時の話を色々話してくれたのが、印象的で嬉しかったです。